加藤外科産婦人科・乳腺クリニック

月経困難症について

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月経困難症とは

月経困難症の薬物治療

非ステロイド性抗炎症薬(保険適応)

イブプロフェンやナプロキセンなどの薬は、疼痛の原因となるプロスタグランジンの生成を抑え、炎症も減少させる効果があります。

漢方薬(保険適応)

即効性はありませんが4週間〜12週間飲み続けると、症状の改善が期待できます。

  • 当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
  • 加味逍遙散(カミショウヨウサン)
  • 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
  • 温経湯(ウンケイトウ)
  • 温清飲(ウンセイイン)
  • 五積散(ゴシャクサン)
  • 芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)

ホルモン療法

経口避妊薬である低用量ピルや月経困難症治療薬を服用することで、つらい症状を緩和させることができます。

月経困難症治療剤(保険適応)

  • ドロエチ配合錠
  • ディナゲスト錠(0.5㎎)
  • 子宮内黄体ホルモン放出システム:ミレーナ52㎎
    子宮内に挿入された本体から持続的に黄体ホルモンが放出され子宮内膜が薄くなることにより月経量や月経痛を軽減させるもの
  • 低用量経口避妊剤(低用量ピル)
  • フリウェル配合錠LD、フリウェル配合錠ULD
  • ルナベル配合錠LD、ルナベル配合錠ULD
  • ヤーズ配合錠、ヤーズフレックス配合錠
  • ジェミーナ

子宮内膜症治療剤・子宮腺筋症に伴う疼痛改善治療剤(保険適応)

ディナゲスト(1㎎)

子宮筋腫・子宮内膜症治療剤(保険適応)

レルミナ錠

経口避妊剤(自費診療)

  • トリキュラー21
  • トリキュラー28
  • アンジュ錠21
  • アンジュ錠28
  • ファボワール錠21
  • ファボワール錠28

※「低用量卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合製剤」と卵胞ホルモン・黄体ホルモンの両方が含まれる「経口避妊剤」には同じ成分のお薬が含まれていますが、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合製剤は「月経困難症」に対して保険が適用されるのに対し、経口避妊薬は「月経困難症」に対して保険が適用されません。

補完・代替医療(自費診療)

アロマセラピーやハーブサプリメント、鍼灸治療などの代替治療法が疼痛軽減に効果的です。

外科的治療(保険適応)

月経困難症の原因が特定の疾患や状態(例:子宮内膜症や子宮筋腫)に関連している場合、外科的治療が必要となることがあります。

月経困難症の治療は、その原因や症状の重さ、患者さんの年齢や健康状態によって異なります。
適切な治療法を選択するためには、産婦人科医による診察が必要です。
→産婦人科の詳細

受付時間 日/
9:00~11:30
16:00~18:30
  • ※日曜日・祝日、木・土曜日の午後は休診となります。
  • ※女性医師診察曜日:【婦人科】月曜日午後、水曜日午前・午後
    【乳腺外科】月曜午前・水曜午前・第1土曜・第3土曜

お忙しい方は検査外来をご利用下さい。

待ち時間が少なく、スムーズに検診を受けていただけます。

検査外来 日/
12:00~15:50

※■:12:00~15:00 ▲:12:00~13:00

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